スマートフォンを家の外で使う際、持っておきたいのがモバイルバッテリーです。
特にゲームや動画視聴など、バッテリー消費が早いユーザーにとって必需品ではないでしょうか。
今回はモバイルバッテリーの抑えておきたいポイントをまとめました。
バッテリーの容量に注目!
まずはじめに見ておきたいのが、バッテリー容量、「mAh(ミリアンペア・アワー)」です。
例えば、iPhoneXSであればバッテリー容量は2,658mAhです。
モバイルバッテリーの容量が10,000mAhだとすると単純に約4回充電できるということです。しかし、バッテリー容量が多いということは重くなってしまい、携帯性が損なわれてしまいます。何回も充電する必要がなければ5,000mAh程度のタイプを選ぶと良いでしょう。
また、最近では注意が必要なのがバッテリー容量の詐称です。
バッテリー容量が多い=本体が厚いor大きい+重くなる
というのが通常であるので、大容量を謳っているのに安すぎるや、薄くて小さすぎるといった製品には注意が必要です。
そのため、購入の際にはある程度知名度のあるメーカー(ANKER,AUKEYなど)を選んでおくと無難でしょう。
充電ができない可能性も!出力アンペアも忘れずにチェック
モバイルバッテリーの「出力アンペア」も忘れずにチェックしましょう!
現在では大きく分けると、1A出力のものと2.1A〜2.4A出力のものがあります。
iPhoneの純正品の充電器は1Aで、タブレットに多いのが2.1A〜2.4A出力のものです。
2.1A〜2.4A出力は最近ではスマホが高速充電に対応しているものも多いので、短時間で充電したいのであればスマホでも2.1A〜2.4A出力を選びたいところです。
高速充電の規格は「QC」と記載されていることもあります。(Androidなど)
逆に、1A出力であるとタブレットやPCでは正常に充電できないこともあるので、使用したい端末によって対応したアンペア数を選びましょう。
複数端末を充電するときはポート数が多いタイプ
スマホ、タブレットなど複数の端末を同時に充電する場合は、USBポートの多いタイプのモバイルバッテリーがあります。
また、USBポートが多いだけではなく、出力アンペアが1A出力と2.1A〜2.4A出力2つの出力が付いているタイプも便利です。
充電だけじゃない?便利機能付
LEDライト
LEDライト付きのモデルです。ライトを普段持ち歩く人であれば、このライトだけでも事足りる人もいるでしょう。
ソーラー発電機、手回し発電機付き
一見便利そうですが、かなりの時間を要するのであまり普段使いには向きません。
しかし、災害時などでどうしても電気が欲しい時には重宝しそうな機能です。
防水タイプ
スマホが防水ならば、バッテリーも防水機能が欲しいところです。
ポータブル電源タイプ
大容量のタイプのことで、容量は実に100,000mAhを超えるタイプもあります。
携帯することは現実的ではないので、車に非常時の為に積んでおくか、キャンプなど屋外で電源を使いたいときに力を発揮します。
ケーブルも適したものを使いたい!
モバイルバッテリーと合わせて持っておきたいのが充電ケーブルです。
充電ケーブルも対応アンペアがあるので、高速充電を使いたいときは対応しているタイプを選定します。
モバイルバッテリーで使う充電ケーブルは、持ち運んで使う上、コンパクトに丸めておくので、破損する可能性が高くなってきます。その為丈夫なものがオススメです。
通常のケーブルはビニールの被覆ですが、編組ナイロンの被覆のタイプが丈夫で持ち運びに適しているケーブルです。
ビニールよりもやや高価ですが、何回も破損して買い直すことを考えると経済的ではないでしょうか。
購入前に上記の点を押さえましょう!
特に出力アンペアは対応していないと充電ができないというトラブルになりかねないので、必ずチェックするようにしましょう。
非常時にも使えるモバイルバッテリー。
1つは持っておいて損はありません。